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注文住宅の中庭作り

注文住宅で実現する中庭のある家

中庭のある生活を注文住宅で

家庭を持つ男性なら、30代に入ったあたりから、そろそろマイホームを手に入れたいと意識し始める方が多いのではないでしょうか?かくいう僕もその一人です。小さな赤ん坊だった子供たちが成長し、段々と手狭になってきたマンションのリビングで遊ぶ姿を見るたびに、「早く自分自身でデザインした中庭のあるマイホームを手に入れよう!」と決意を新たにしていました。

僕の場合は、既にこんな家にしたいと思う理想のマイホームのイメージがはっきりしているので、設計の自由が利かない無難な建売住宅を選択することは避けたいと考え、注文住宅で検討することにしました。

郊外の新興住宅地にも興味がないので、できれば都心に近い場所で、都会暮らしを満喫していたいというのが夫婦二人の希望です。中庭のスペースを取るためにある程度面積が確保できる都会の土地が理想的です。そして、この間ついに、狭いけれども理想に近い場所を見つけ、念願のマイホームを建てる土地を決める事ができました。

広告代理店勤務という職業柄、付き合いのあるクライアントや職場の同僚達が家に集まることも多く、奥さんの友達も毎日のように家にやってきてホームパーティを楽しんでいるようです。このように人を招くことも多いので、家のロケーションにふさわしく、かつ自分達らしいおしゃれな家にしたいと考えています。

夫婦二人とも趣味は建築、インテリア雑誌に目を通し、気になるショップや建築物にはこまめに訪れているので、どんな家を作りたいかのイメージはまずまず出来ています。二人の希望が一致しているのが、建築家「安藤忠雄」の初期の代表的作品である「住吉の長屋」のイメージを取り入れた家にしようということです。ただし、あまりにもスタイルを優先して、肝心の住み心地が悪いのはイヤなんです。子供たちもまだ小さいので、安全で快適な住居であることは絶対に外せないポイントです。

僕たち夫婦が憧れる「住吉の長屋」のシンボルと言えば中庭です。実は、この「中庭」が、ぜひ取り入れたいポイントなのです。住居全体をコンクリート打ちっぱなしに施工することは建築条件その他の面で無理があるとしても、中庭だけは取り入れたい!と考えています。

“家の中に「中庭」があります。「中庭」という以上、もちろんその上部には「屋根」も「天井」もありません。そのため、雨の日にトイレ(1階)に行く場合、“傘をさす“必要があります。「家」のど真ん中に「外部空間」があるわけですから、必然そうなるでしょう。
出典:雨の日に傘を差してトイレへ行く家(花雅美秀理の「感性創房」)

家の中に中庭を作ることで得られるメリットは数多くあります。まず、風や光が通りやすくなりますから、暑さの厳しい日本の夏も過ごしやすくなります。家の外からの視線を気にする必要がなくなり、プライバシーを保ったスペースを作る事にもつながります。例えば、よくある家の前に庭を造ったとしても、そこでバーベキューを楽しむことは難しいものですが、中庭ならばリラックスして家族や友達と楽しむことができます。

しかし、メリットばかりとは言えません。夏に涼しく過ごせる分、逆に冬には窓から部屋の温度が下がってしまうことになります。また、どうしても生活動線が長くなるうえに、物理的な居住スペースが減ってしまうことは否めません。実際に家の中で過ごす時間の多い家族の意見を尊重しないと、家族の理想のマイホームにすることは難しいのです。

そこで家族と検討してみた結果、壁に面してコの字型の中庭をつくることにしました。そして中庭の真ん中にはハナミズキの木を植えたところ、リビングからハナミズキの木の緑が見えて広々した雰囲気が演出でき、家族みんなのお気に入りのスペースとなりました。また、気になる冬の寒さ対策もぬかりなく、中庭に面するガラスは二重窓にして防寒対策万全です。念を入れてカーテンも厚めの生地の物を選びました。

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